整理整頓が好き

全てそうとは言えませんが、整理整頓の仕方は間違いなく両親のしつけからその多くを受け継ぐと思います。
もちろん学校でも多少は習うことはできますが、掃除や整理整頓の基準が作られるのは自分の育った家の中であろうと強くうなずけたのは、やはり大人になって他人と同居したり、結婚した後にパートナ-の片付け方を見た時でした。

私のパ-トナ-を見ますと、あきらかにご両親と同じような整理整頓方法で、服はきちんと洗濯後にアイロンをかけ、店で商品を売るかのようにクロ-ゼットの中に長方形に種類に分けてたたんで入れています。

これが私と私の家族でしたら少し怠惰に聞こえると思うのですが、とりあえず洗濯後はたたむかできるだけハンガ-にかけてクロ-ゼットの入りやすいところに入れる、服を実際使うようになってからやれやれとアイロンをかけて着るという方法です。

「だってたたんだ後にしわがあったらまたアイロンかけなきゃいけないじゃない」というのが母親の意見で、それに従ったわけではないのですが、私とて洗濯後はたたむだけで結構時間をとってしまうので、少し嫌なことを先延ばしにしてしまいがちになります。

大人になったとしても新しいやり方にもちろん順応することは可能ですが、この育った中で教わったことと言うのは本当に子供の長い人生にかかわってきますので、家庭の中ではあまり極端な(無頓着すぎたり、神経質になりすぎたりと)整理整頓の基準を持たないようにしたいものです。

仕事が出来る人は整理整頓が出来る人

仕事が出来る人は整理整頓が出来る人。
まぁ必ずしもそうではないのでしょうが、デスクの周りが整理されているという事はメリットが多いとおもいます。

第一にデスク周りの整理をする事によって作業スペースが確保されるという事。
そして、整理整頓でものを探す時間が短縮されるという事。

仕事において、人間の最も無駄に消費しているのが時間と言われています。
デスク周りを整理整頓するのに費やす時間以上のメリットが得られるでしょう。

机の周りが汚いという人。
明日から試してみてはどうでしょうか。
何をして良いのかわからない場合は、まずは、「捨てる」か「残す」を基準に考えましょう。

ただし、感情に流されてはいけません。
仕事の書類は全てが大事ではありますが、保存期限を過ぎたものはバッサリと捨ててしまいます。
前提として文書保存規定等が制定されていれば、それに従いますが、無ければ独自で制定しましょう。

独り善がりな規定になると協力者に迷惑がかかる可能性もありますので、部署間でのコンセンサスを得ておきましょう。
これで「捨てる」に関してはバッチリですね。

では、「残す」ことに関しても、やはり基準が必要です。
保存に値するものと、そうでないものとがあるはずです。
その基準を決めれば、何も迷うことはありません。

整理整頓はテクニックよりも、仕組み化されているかどうかなのです。
これは仕事場だけでなく、ご家庭にも応用出来るものと思います。

«
»