文化祭の現状

文化祭とは「平素の学習活動の成果を総合的に生かし、その向上の意欲を高めるような活動を行うこと」とされています。
しかし、生徒にとっては、単なるお祭り意識しか無いのが本音と言いますか、実情ではないでしょうかね。

数年前の文化祭は、合唱や文化に関して学んだことの成果、地域社会との結びつきなどがテーマとなっていたが、最近の文化祭は、模擬店やステージ、コンサートなどが多くなってきており、芸能人を呼んでイベントというケースも増えています。

文化祭は、近所の住民やその学校に興味をもつ人々が多数訪れて、学校の雰囲気や活動内容や校風などを見ていきます。
そのために、いい印象で楽しんでいただくかもポイントとなっております。

そして、同じクラスの生徒みんなで協力して盛り上げていき、学勉に追い込まれてしまっている生徒の息抜きにもなっています。

以前と比べて目的は変わってきておりますが、学校の明るい雰囲気や生徒同士の協力、何よりも学校全体や来校者が楽しんでもらえる行事としては、ぜひ続けていってほしいものです。
文化祭も、盛り上がる学校とそうでない学校がありますが、何が違うのでしょうかね。

そもそも、高校や大学の文化祭は独自色が強すぎて、学生以外には少し敷居が高いものです。
はっきり言ってしまえば、社会人の趣味や嗜好にはほど遠いわけです。
まあ、当たり前なんですが、それを考えずに地域を巻き込もうとしたところで掛け声だけに終わっていることでしょう。

今まで買った、しょうもないもの

今までの人生で、どれだけ無駄な買い物をしたろうか。
最近になってようやく出費に対する危機感が出てきた私は、少し買い物のレシートを検分してみることにした。
レシートを貯め出すとわかることは、自分が今までどれだけ無意識に無駄な買い物をしてきたか、ということである。

そこで、少し今までの人生を振り返って、何が無駄だったのか思い出してみることにした。
まあほとんどは無駄なものに違いはないのだが。
天体望遠鏡。
何をするにもちょっとだけこだわってしまうという無駄な見栄はり癖のある自分は、天文学なんか全く出来ないのだから天体望遠鏡なんて安いやつでもいいのに、下から3番目くらいの、少し値のはるやつを買った。
ピントをあわせるのにものすごい手数がかかって、結局見られたのは月のみ、という不名誉な結果を残しただけで手放した。
チャイナドレス
中国の衣裳に心底惚れこんでいた時期があり、横浜中華街に行ってぴかぴかのサテンのチャイナドレスを買った。
どこにも着ていくところがなく、一度も着用して出かけることなく、姉が学校の文化祭で着ただけで終わった。
保管状態が悪すぎて、しみだらけ(着てもいないのに)になって泣く泣く捨てた。
でも何といっても無駄ナンバーワンはこれだ。
相対性理論の本。
ちなみに、私は理数科目は常に赤点である。
高校に上がるとすぐに見切りをつけ、さっさと文系に移った根っからの理数音痴である。
それなのに、もしかしたら分かるかも、という根拠の全くない淡すぎる期待をもって、ばかだかい専門書を買った。
もちろん、一ページも読まずに古本屋に売ってしまった。
全然大した金額にならなかった記憶がある。
本当に、ひとにはいろいろな過去があるものである。

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