由緒正しい温泉も有名人には勝てず

先月、家族5人で鹿児島県霧島に旅行に行きました。
霧島に着くと温泉地独特の硫黄の匂いが鼻をつきます。
ホテルは敷地面積も霧島では一番広く、特にホテルから車で1分の所にある温泉が珍しいので、ここに決めました。

ホテルのフロントの方も客室係りの方も感じ良く、お部屋も広くて清潔感がありました。
チェックイン後、早速ホテルから車で1分の温泉へ行きました。

混浴なので水に濡れても透けない浴衣を着用して入ります。
川のそばに温泉が湧いていて、温泉は岩でいくつかに分かれています。
それぞれ歴代の藩主の名前が付けられており、その昔はお殿様の湯治や避暑地として使用されていたようです。

昨年、某TV局の大河ドラマの撮影で主演の俳優さんがこの温泉に入浴されたそうです。
撮影の様子がパネルで展示されていました。

それ以来、その温泉の名前が藩主の名前から俳優の方の役柄名に変更されてしまったそうです。
藩主もお墓の中で泣いていることでしょう。

こうした裏話も旅のひとつの楽しみでもあります。
温泉に浸かることは確かに目的ではあるのですが、それひとつだけでは、味気ないものになりますよね。
湯治ならともかく、日頃の忙しさを忘れてのんびり過ごすことにも意義があるというものでしょう。

温泉宿はスタッフが命なのだそうです。
源泉の枯渇もそうですが、絶対に粗末な接客は出来ないとか。
ただ、ほとんどの旅館は、従業員の定着率の低さに腐心しているそうですよ。

»