ネットでモニター登録

私は子どもを出産したらぜひやってみたいことがありました。
なにかというと、ベビーグッズのモニターです。

沢山あるベビーグッズを試せることで、自分も善し悪しがわかりますし、その上報酬も得られるこのシステム。
まさに一石二鳥とはこのことです。

早速ネットでモニター登録しました。締切り日が迫っていたのですが、モニター採用の連絡がきて、すぐにベビーグッズも送ってきました。
今回は哺乳瓶です。

人間工学に基づいて作られているので握りやすく、赤ちゃんの吸う力を育てる吸い口構造が、この哺乳瓶の売りです。
値段も普通の哺乳瓶の3倍もする高級価格。

アンケート一式は大切に保管し、さっそく哺乳瓶を試してみました。
生後2か月の息子は看護師さんからも吸う力が弱いと言われていたので、上手くこの哺乳瓶では吸えないようです。
確かに吸い口のゴムの部分を触ってみると、日本製の物より硬い気がします。
(海外の自動車は自宅車検)

もう少し月齢が経つと使えるかもしれません。
慣れもあるので、しばらくの間は毎日トライし続けようと思います。

その他、モニターを募集している企業は多いですよね。
多分、興味を引いている申込者の属性を分析して、効率良く集客するための基礎データにするのだと思いますが、対象製品やサービスにかかるコストを差し引いても、大事なデータ作りは欠かせないということですよね。

キッズインナーのデザイナー

私の仕事はデザイナーです。入社してすぐに配属されたのは商品開発部でした。
ここでは素材やパターンについて仕事を通じて勉強できました。

この春、社内移動があり、キッズ商品のデザイン担当になりました。
その中で私が一番やりたかったのはキッズインナーです。

まず成長期のキッズの体型を測定したデータを集めます。
これは一番時間がかかります。
トータルで1万人のデータを集め、年齢と男女別に分析し、標準体型を作り出すのです。

このデータ化で10年前のデータは当てにならない事がわかりました。
子どもの体型も欧米化しており、日本人のスタイルも年々良くなっているのです。

このデータを参考にパターンをおこして、サンプルを作成します。
それを100名のモニターに試着してもらい何度もパターンとデザイン修正をかけてキッズインナーを完成させます。
この積み重ねが重要で、必ず他社にはない着心地のインナーを作ります。

ところが売れるのは、やはりキャラクターもの。
キャラクターのパワーは絶大で、その気になってしまうという子ども特有の感性を巧みに突いた表現が出来れば、たちまち売れてしまいます。

しかし、着心地が悪いようなものは商品化出来ませんので、材質や耐久性などにも気配りします。
キャラクターものは、どうしても価格が上がってしまうのですが、これはキャラクターそのものに経費がかかるためだからです。

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