少年保護活動

他の国に住んでいた時、十台の若者たちのあまりの犯罪の多さに驚かされたことがある。
そんな彼らの問題は、ありあまる自分たちの若さをうまくコントロ-ルできず暴走してしまう、またその為の教育の機会が少ない、というところにあるような気がした。

自分の十台だったころを思いだしてみても、確かにどこからともなく沸いてくるエネルギ-を持て余していて、いつも何か新しいものにチャレンジしないと気がすまなかったように思う。

精神的には不安定になりがちで、どういう風に成長していく自分の体に向き合うか、人間関係がどうしたら円滑にいくか等、多方面で模索を繰り返していた。

確かにこの調子で授業がもし早めに終わり、放課後友達と好きなことをしていいですよ、と言われたならば我ながらどの方向へ飛んでいってしまうか分からなかった。
本当に不思議と言うか、貴重というか、何とも形容しがたい体験である。

教育水準は、世界で確かにバラツキがある。

文字の読み書きすら出来ない人もいるようだ。
そもそも教育環境が整っていないことが原因なのだが、そこに世界から支援の手が入っていることも知っておくべきことだと思う。

こういう支援は損得勘定は二の次であり、地球全体、人類全体の問題として捉えることが出来るかどうかだ。
これは地球環境にも言えるだろう。
環境問題は1人の力ではどうにもならないが、大きなカジとりがあれば効果はあるだろう。

海外ドラマで得た教訓

海外のサスペンスドラマというのは面白い。
一回観始めると、なかなか抜け出せない、気になるループに組み込まれてしまう。
特に、犯罪捜査とかのやつはたくさん種類もあって、それがまたテレビでよく放送されている。

しかも日本の刑事ものなんかと違って、人情ドラマという感じではなく、より一層リアルなのでこちらもはらはらしながらも、自分で推理している感覚が強くなる。
そこで描写される犯罪ケースや犯人心理というのもまたリアルでえぐいから、観終わった後になんだか本当に怖くなるし、悲しくなる。
全体的にとにかくグロテスクなのだ。
前観たもので、PCを使った遠隔犯罪みたいのやつがあった。
よくテレビ電話みたいのをするときに使う、PCの液晶の上端についているカメラ、あれを使って盗撮されるのだ。
オンライン通信で、被害者の行動が全てそのカメラを通して犯人に筒抜けである。
プライバシーもあったものではない。
それを観て、今までこのカメラ部分なんて何のためにあるのか分からなかったけれど、誰かと通信するためのものなのか、とはたと膝を打った。
そしてまた、急にそのカメラの存在が恐ろしくなってしまった。
万一私の部屋の中が覗かれていたら一体どうしたらよいのだ。
この汚い部屋で、どんな格好でPCに向かっているかも分かったものではないのに。
いやいや、それ以前に、誰かに覗かれているなんてあまりに怖くて、おちおち寝てもいられない。
それ以来、心配性かつ自意識過剰な私はそのカメラ部分にシールをはることにした。
これなら絶対覗かれない。
備えあれば憂いなしだ。

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