結果は自分の中に残る

私は結果が全てと考えない。
努力すれば、その過程も評価されるべきだと思う。
それは、資格試験に挑戦した時に感じたことだ。

結果が出なくても、勉強をした実績は必ず自分の中に残っているのだ。

私が挑戦した国家資格はとても難しく、1年に1度の受験しかできない。
落ちてしまえば来年までチャンスすらない。

その試験に4回臨んだ。
しかしいずれも不合格。
惜しいところまで進んだ年もあったが、結果として形には残らなかった。

それでも仕事には役に立った。
仕事をしている時も、これは参考書のあのページに書いてあったと思うこともあった。
上司から言われることも、試験の勉強をしていたから、的確な受け答えができたと手ごたえを感じることもあった。

落ちる度に、合格率は20パーセントに満たない試験だから、と自分を慰めながら、来年こそはと誓った。
それは叶わなかったが、自分の中に積み重なっていくものは感じていた。

目に見える形ではなかったが、スキルアップしていたと断言することができる。
努力し続ければ、良い結果は、諦めなければ出るのが人間の能力である。
失敗から学ぶことに気付けば、良くなる方向にしか向かない。

大抵の人は途中で限界や言い訳を作って、さっさと諦めてしまうものだが、それも決して悪い事ではないと思う。
違う方向に積極的に目を向ければ良いのだが、いつまでも腐っていては、あいつはダメだという烙印を押されるだけである。

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