ジェンダーレス
日本に来てまもなくのことです。
新宿の街を歩いている時、きれいなお姉さんが目の前に現れました。
「1杯飲みませんか?」と聞かれて、「ええ?!男の声?!」とびっくりしました。
「すみません。外国人です。」と言ったら、離れてくれました。
よく見たら、足やふくらはぎなど、確かに男です。
日本に長くいると、いろいろな人が結構いるとわかりました。
テレビや日常生活でもよく見えます。
男の特徴をうまく隠して化粧したら、確かにかわいい女の子に見えますが、音を出すと、なんか違和感があります。
中国人の私にとって、やはり受け入れにくいと思います。
世界中でも、ジェンダーレス化があるようですが、普通の人間と同じように受け入れるのが、まだ時間が必要でしょう。
東京も国際化の波がきているようですし、もっといろいろな体験があることでしょう。
ジェンダーレスを叫ぶ一方で、女性保護を叫ぶ声も聞かれ、とても矛盾を感じるわけですが、主義主張ばかりでなく具体的な行動で示してほしいものですよね。
恐らく学校現場が一番混乱しているでしょう。
女性専用車両については、自意識過剰な女性ばかりが乗車しているという女性の意見もあります。
つまりはターゲットにされないであろう女性ばかりが乗車しているというのです。
私には何とも話を合わせるのに苦労しましたが、密集する空間でスペースを確保する方が難しいですね。
そういう生活を改めることに知恵を絞りたいというのが本音です。
男女の支払い
今の彼氏は私と同じバイト先で働いていて、私より手取りが2~3万多いくらいです。
お互いフリーターだけど、彼は実家で私は一人暮らしなので、私の方が若干貧乏。
それもあってか、遊びに行く時は彼が積極的に支払いをしてくれます。
でも、どうなんでしょうね。
バイト先の大学生の男の子に話を聞いたら「今の時代は男女でも割り勘ですよ」と言っていました。
私も割り勘でもいいと思うのですが、男性側からするとどう思うのでしょう。
やっぱり積極的に支払いをする女性の方がいいのでしょうか。
私の場合は、支払いの際に一万円札や五千円札しかなければ私が先に出して、彼がいくらかをくれた場合はそのまま受け取って、「じゃあ今日はおごってもらおうかな」と言われればそのままおごっています。
財布の中に小銭や千円札がある場合は、端数や半分くらいを出しています。
でも「いいよ」と言ってお金を戻してくれることが多いので、その時はそのまま有難く受け取っています。
結局彼氏がいつも多めに出している、という感じです。
彼曰く「君だって時々出してくれてるし、僕が出したいから出してるんだし」ということですが……。
私も「女だから出して貰って当然」という考え方だけはしないようにしようと思っています。
少なかろうと出せる分は出す、出せなくても出そうとする気持ちだけは持っておく、ということは肝に銘じています。
コンビニでバイトをしていると、お客さんとしてカップルが来ることは多くて、そういう時はどうしても支払いに注目してしまいます。
時々いますよ、明らかに女性しか使わない化粧品なども買っているのに、お財布を出そうともしない女性。
男性も何も言わずにお金を出しているのでそれで納得しているのでしょうが、私はああはなりたくなりなあ、と思ってしまいます。