梅雨の洗濯物とお母さんの知恵
梅雨の時期は洗濯物を室外に干せないので、いつも室内干しをしています。
ただでさえ雨で湿度が高いのに、家中に干された洗濯物のおかげでさらに湿度が上がり、フローリングの床も心なしか濡れているように感じます。
何かいい方法は無いか主婦仲間に尋ねた所、ポータブルの乾燥機を購入し室内干しした洗濯物の下に置いている人、エアコンの除湿機能を使っている人などそれぞれ工夫しているようです。
中でもいいアイデアだなと思ったのは、乾燥機付き洗濯機で完全に乾燥させると時間も電気代もかかるので、生乾き程度にしてから干すという方法です。
また、雨だからと窓を閉め切ると余計に湿度がこもるので、窓を開けて換気しているという人もいました。
今の時代でも生活の中で「お母さんの知恵」が活躍しているようです。
しかし、どうしても部屋干しは湿度が高まるもので、除湿機を併用するというご家庭もあるようですが、中でも浴室が乾燥機能を有するモノが好まれているみたいですね。
浴室のリフォームの時など、考えてみるといいかもしれません。
風呂場は元々カビの発生しやすいところですし、抗菌性のある壁が仕様としてあると、カビの心配も無くなるのではないでしょうか。
冬場の浴室は、高齢者にとっても実は危険な場所です。
冷えた場所ですからね、ヒーティング機能もあれば、そうした健康面にも配慮された生活が実現しますね。
健康住宅への道を歩みましょう。
天災は不意にやってくる
私が住んでいる福岡県では、今年梅雨入りが早かった。
まだまだ春のような天気が続いている中で出された梅雨宣言だったが、それからしばらく雨が降らなかった。
2,3日まとめて降ったが、ここ1週間は降っていない。
レインブーツの出番が少ないな〜、とのんきのに考えていたが、この時期の恵みを期待する人からは嘆きの声が聞こえる。
農業に従事している人にとって、梅雨で雨が降るからこそ夏野菜が美味しくなったり、稲にたくさん穂を付けるのに…。
と雨が降ることを祈る毎日だろう。
福岡だけの話かと思っていたら、空梅雨は全国的な問題になっており、ダムの貯水率が減り続けている地域では、水を送るときの圧力を下げる減圧を行うなどの対策を行っているという。
福岡は、昔から雨に振り回されている。
とても極端で、雨が降らずに断水が続いた20年ほど前を思い出す。
小学校では大きなバケツにくんだ水を大事に使いましょうと言われていたり、プールの授業が廃しされた年もあった。
かと思えば近年は台風が来なくても豪雨がたびたび襲う。
昨年は福岡南部に集中豪雨があり、大きな被害を出した。
ざっと短時間で降って、あとはシトシト降り続く。
これぞ梅雨の降り方だと思うが、残念ながらゲリラ豪雨か全く降らないかの二択が多い。
一方、同じ福岡でも北九州はあまり水不足にならない。
製鉄所が多いため、昔から工業用のダムが多いからだ。
ダム建設は、今の時代だとなかなか難しい。
公共事業反対だと国内でも停まっているダムがいくつかある。
しかし、今建設を進めておけば、未来でも水不足で困ることはないと思うのだが、なにせ巨額の建設費が必要なので個人では何もできないのである。