子育ての本質
子供を望む年齢になると、それまでと違った視点から子供を見るようになる。
以前までは、子供が産まれたらこうしたい、と思うことが多かったが、今は健康であることが一番だと思う。
私の両親がしてくれたように。
私は幼いころからアトピーで両親を悩ませていた。
しかも症状がでるのは顔。
女の子の顔ということで、いい薬や先生の噂を聞くと、どんなに苦労をしても手に入れてくれた。
与えられたものをもらっていただけの子供の頃は分からなかったが、今なら分かる。
深い愛情がなければできるはずがない。
両親のおかげで、現在はアトピーが完治している。
少し皮膚が弱い体質ではあるが、それも私の個性だ。
私に子供が授かる機会がくれば、私も両親と同じように、子供の健康を願い、そのためならどのような苦労も惜しまないだろう。
友人の子供の笑顔を見て、いとおしいと素直に思う。
これが我が子であればなおさらなのだろうと考えながら。
本気の子育てこそ、心に訴えかける力がすごい。
かつてのゆとり世代が親となってからは、その惨状たるやひどいものである。
モンスターペアレントという無法者を生み出し、給食費の未払いというセコイ人間が育ってしまった。
基礎学力が足りないだけで、これだけ落ちぶれた人間が出来上がるのである。
ゆとり世代を持つ親族も、ゆとりに染まっているらしく、傍若無人の振る舞いだそうだ。
近付きたくないし、基礎学力が知性と教養と品性を下支えするものであることが、非常に良く理解出来る。
ベトナムの子育て
友達に女の子が産まれて、先日パパになったと聞きました。彼は、今仕事でベトナム支社で働いていて、奥さんはベトナム女性。何度か会ったことがあるのですが、さすがベトナムの女性といった感じで想像通り、とっても奥ゆかしくて、綺麗で細い。とっても素敵なかわいい人でした。二人は今、ベトナムで子育てをしています。
うちの子供たちが産まれたときもわざわざベトナムから出産祝いを送ってくれたにで、今回は私たちもベトナムに何か送りたいと思ってはいるのですが、ベトナムでの育児生活が想像できないのでなかなか何を送ったらいいのか決めかねています。
我が家は離乳食に使う食器などをいただいてすごく重宝した経験から、周りの友達に離乳食を始めるにあたって使えるグッズを選ぶことが多いのですが、ベトナムの赤ちゃんはどんな離乳食を食べてるんだろうと思ってネットで調べてみました。
いくつかのサイトを見たところ、ベトナムの人々は、家でご飯を作るよりも、近所の屋台でみんなで語らいながらご飯を食べることが多いようで、赤ちゃんも一緒に屋台で売っている大人用のおかゆを分けてもらうようです。そうなると食器類はいらないだろうし、また振り出しに戻っているところです。
友達のfacebookを見ていると、1カ月かけてベトナムの人は出産のお祝いをたくさんするようで、とても楽しそうです。赤ちゃんはベビーベッドなどではなく、食卓の真ん中に食事と一緒に置かれ、みんな赤ちゃんのお顔を見ながら宴を開いているようです。日本ではあまりみないスタイルですが、人とお話しすることが大好きな国の人ならではだなと思いました。